ニコライブルクの物語
大侍従 事の重大さに理解を示さず
実は、この大侍従、前立腺に癌が見つかったのだ。
今日は、骨の転移があるかの検査で病院に連れて行かなければならず、なかなか暇にはならないものである。
だが、その当の本人はなんら動ずることなく、
「あとは、野となれ山となれ」
の状態である。
そうなのだ。
既に年金生活者の彼は気分はすっかり世捨て人である。
良く言えば潔し、悪く言えば投げやりなのである。
彼曰く、
「人間と言うのは命に対して執着がありすぎる。
平時の世の中ではどのような形にしろ死を迎えるは天命が終わったと言うことなのだ。
それに抗うは人間の傲慢だ。
その点、動物は潔い。命の危険は常に感じつつも明日自分が死ぬと思っていない。
だから奴等は気高く生きていけるのだ。」
と、言うのだが、
「おどっつぁんよう。
知った風なことを言ってるが癌で闘病されているご家族の苦労は大変だと聞く。
それにな、癌て放っておいて末期になると激痛が走るぞ。」
と、言うと
「あぁ?痛いのか?痛いのは嫌だぞ。病院行って治してもらべ。」
全く、偉そうなことを言う割には歳を取ったせいかヒヨヒヨでなのである(^^;。
ニコ :なにはともあれ、首に縄をつけてでも病院に連れて行くがよい。

侍従 :御意。
(やれやれ、一難去ってまた一難)
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実は、旦那方の父も昨年に同じ症状にて
現在ホルモン治療中です。昭和の初めに
生まれた方達は、慌てませんし、冷静に
対応しています。たいしたものだなと思いますね。
病気も含めて、人生にはいろんな事がありますが、ここはニコライ君の言うように
なんとしてでも病院へ連れていって、しっかり検査、治療をして来てくださいね。
こんな時は、侍従長様、家族の言葉がうれしいものですもん。
お大事にしてくださいね。
でも早期発見が一番ですからっ!!
侍従長さんのお時間があるときで不幸中の幸いでしたね!
ぜひ病院へご一緒に行かれてくださいね!
お父様の世代の方々だとなぜか病院嫌い(病院離れ!?)な方は多いものですよ!
(経験上、特に男性のほうが多いと感じます。)
きっと、子供の頃からたくましく生きてこられたのでしょうね!
ニコライくんのほうも心配ですね!
ちなみに、父親は僕が小学生のときに亡くなっています。
でも、なんとか生きています。
僕の母親は楽天的なところがあるのですが、病気をしてさらにまるくなって精神的なことがかえって良い方向に向かったように思います。
実家には小さなワンちゃんがいるんですけど、それも癒しになっていると思います。
うちの話で恐縮ですが、いずれにしても病院に行ってちゃんと診てもらうのが一番ですよね。
お父様、お大事にです^^
寿命が延びたぶん、昔より癌になる人が増えいてるそうです。
良いお薬も出ていますし、完治する人もたくさんいます。
家族の支えがあっての治療です、侍従長さまも無理なさらないでくださいませね。
お父様、お大事にですっ。
病気は病気になった事自体が、
いくつになっても怖いし嫌だしつらいですよね。
どうか検査を受け入れてくださったことで、
良い方向に向かいますように。
各位、御助言、あたたかいお言葉に感謝です。
shuchanmama様
そうなんですよね。
あの戦争を生き延びたのでちょっとしたことでは
騒ぎません。
ほんと怖いものなしっていうのはああいうのを
言うんでしょうね。
大豆様と小豆様
とりあえず転位はありませんでした。
ホルモン治療で状況を見ることにしました。
さて効果のほどはどうなんでしょうねぇ。
みぃママ様
いや、ほんと、幸いでした。
仰る通り、この世代は本当に病院嫌いでございます。
少々のことではへこたれないです。
なんつっても空襲を生き延びた人間ですから。
おさむにぃ様
本人は全く人ごとのようです。
病状のことよりも今晩の夕飯の心配をしていたくらいです。
まぁ、とりあえず治療をしてみてですね。
あとは本人いわく、「待てば海路の日和あり」状態で凌げましょう。
NINA様
大侍従ねぇ、ほんと偏屈もんで^^。
給仕係から見ると私と彼が普通に話しているんですが
どうも喧嘩しているように聞こえるようです。
(本人たちはなんら問題なく意思疎通をしているだけなんですけどね)
とりあえず治療すれば悪化はしないとのことで一安心です。
Sui様
お言葉痛み入ります。
実は、大侍従も侍従も楽観しています。
しばらく治療を続けて様子を見ることになりました。
まぁ、暫くは大丈夫でしょう。
もし自分が病気になって
治療してもどうなるか分からず
家族巻きこんで長々闘病生活になるなら
家でゆっくり好きな事してたいなーと思います。
…って痛いのはダメなんですね?!(笑
じゃー早めにしっかり治療して完治しちゃってください!!
家族としては心配して当然ですもんね。
早く治りますように。
歳を取ったんでしょうね。
足を骨折しても昔は痛い、辛いなんて一言も口にしたこともなかったんですけどねぇ。
ま、様子見ですね。
将来の自分の姿だと思い知識を付けておきます。
家来1号様
転移がなくてほんとよかったです。
まぁ、親が歳を取るということはこういうことなのでしょう。
現状最善の方法でやってきますかね。
大侍従様、転移がなかったこと、幸いでござあました。
十分な休息をおとり遊ばされますように。
http://www.youtube.com/watch?v=cv3u-f5DWYA