ニコライブルク皇帝直轄領 侵略の危機
それは蛮族の侵入である。
古代ローマ帝国では、ゲルマン民族の侵入をライン川沿いからドナウ川に至るまで防御線を張り、中国では秦の時代から万里の長城を築いて匈奴をなどの北方騎馬民族をはじめとする蛮族の侵入を食い止めようとした経緯がある。
かくしてこのニコライブルク皇帝直轄領もその例外ではない。

アレク:あ、兄上!!
蛮族じゃ!!蛮族がおる!!

アレク:くぉ~、恐ろしいにょう、鳥を襲って食っておるわ!!

ニコ :帝国の防衛は一体どうなっておるのじゃ!!
皇太子!!そち、帝国陸軍将校じゃろう、なんとかいたせ!!

アレク:あ、兄上!!
相手は蛮族じゃ。しょにょような無体にゃことを言うにゃ。

ニコ :朕の直轄領は、神聖不可侵でなければならぬ!!
そち、帝国陸軍将校の名誉にかけても撃退するのじゃ、よいな!!

アレク:しゃあて、どうするかにょう、まぁいったにょう...。

アレク:そうじゃ!!かくにゃる上は...。

アレク:これ以上の蛮族の侵入を許さにゅよう、わしが兄上の宮殿内に指標をつけて
蛮族に知らしめてやるにょじゃ!!

これがアレクセイ皇太子殿下のシッコテロ事件の真相である。
かくして、努力空しく古代ローマ帝国は、ゲルマン民族に蹂躙され、中国ではモンゴル民族に支配され元と言う名の帝国に取って代わられると言う憂いを見るのだが、ニコライブルク帝国では、それはまだ先の話である。

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てな訳で。
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