ニコライブルクの物語
ニコライ ジョゼフィンと共にゲートをくぐる(今回はちょっと長いぞ)
で、壁である。
我が家にも例外に漏れず通ってはならない壁がある。と言うよりドアである。しかしそんなベルリンの壁にも東西市民が条件付で行き来できた検問所はあったのである。
これに倣い我が家でも寝室のドアにチェックポイントチャーリー(通称:ニコライゲートと命名)を作成してみた。(と、言うより皇帝工廠司令官殿に特別にお願いして作ってもらったのだ)

そんでここ

ニコ:ほほぅ、これがゲートなるものか。これは便利じゃ。侍従共が扉を閉めてもこれで行き来自由じゃな。これ、ジョゼやそちがまず行って見るがよいぞ。
ジョゼ:相も変わらず臆病者ね。
侍従:まぁ、良いではありませんか、お嬢様。一応陛下の玉体にもしものことがあれば一大事ですので。
ジョゼ:ふん、ま、いいわ。行ってあげるのよ。

ニコ:どうじゃ?無事か?銃撃は受けていないか?

ジョゼ:当たり前でしょ。いつの時代だと思ってんのよ。いいから、あんたもさっさと入ってきなさいよ。
ニコ:どれ、朕の道を空けておくのじゃぞ。

ほんっとぉーに、相も変わらず小心者のニコライ坊や。
こんなことで皇帝と威張られてもねぇ。
まぁ、そのようなことは寸劇の中だけの話で、本ニャンは何も考えていないのは明らかである。
これで、今冬はドアを開けて寒い思いをしながら寝ずにすむかな。
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ニコライ 己の罪を認識せず
侍従:それは、陛下がロンドン塔から逐次脱獄しますゆえ、皇帝工廠の者達が作業を中断せざるを得ないのでございます。
ニコ:何?朕のせいだとそちは申すのか?
侍従:左様にございます陛下。皇帝工廠の工兵の者の中には陛下のようなネコ族が苦手な者もおりますゆえ。
ニコ:じゃが、朕は皇帝なるぞ。幽閉されるのは屈辱じゃ。

侍従:ですが、本日あまりの暴君ぶりに業を煮やした皇帝工廠司令官に脱獄不可能となるように鍵錠をされたではありませぬのか?
ニコ:全くけしからん奴等じゃ。あ奴等こそがシベリア行きにすればよいのじゃ。
侍従:何を仰せですか、この馬鹿陛下。御大自ら開発進捗を遅らせていることをお気づきになりませぬか。
ニコ:あ”~、言ってはならぬことをそちもシベリア行きじゃ。
侍従:陛下、すでにシベリアは、流刑と強制収容所がある場所ではありませぬ。資源の宝庫、今では各国が涎を出して欲しがっているドリームランドにございます。
ニコ:住みづらい世の中になったものじゃ。
ジョゼ:っていうか、全ての元凶はあんたにあるのよ。あんたが行きなさいよ。プンスカ!!

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