ニコライ 仙台のマロン侯爵を心痛す
侍従:陛下、「モフモフ」を初めてもうかれこれ30分にございますよ。(これほんと)いい加減にシャキっとなさったらどうなのです。これでは、各地の臣下に対し、示しがつきませぬ。

侍従:あ、陛下、一大事にございます。また仙台にて大地震でございます。
ニコ:何?また、大地震じゃと?

侍従:はっ。仙台は震度4とのことにございます。
ニコ:して、マロン侯、マロン侯の安否どうなのじゃ。彼者達は無事なのか?

侍従:先ほど、侯爵閣下ご領地は震度も軽微で臣下の方々も全員無事との報を受けておりますればご懸念には及びませぬ。
また、侯爵閣下ご自身ご無事な姿をご報告頂いた由にございます。

ニコ:地震があった後にも関わらず堂々としたものじゃ。性根が座っておるとはこのことを言うのじゃな。あの者であれば、統治を任せていても安泰じゃ。朕も見習わなければならぬのう。
ジョゼ:ふん、小心者はあんただけなのよ。

ニコ:ええぇい!!黙らぬか!!!。
侍従:陛下、臣民の声は強ち(「あながち」と読みます)正鵠を射ていることもございますれば。
ニコ:そちもそう思うのか?
侍従:お恐れながら口の端も、はばかり多きことながら。
ニコ:ぬぅ~。不愉快じゃ。朕は寝るぞよ。得意のふて寝じゃ、ふて寝。

ジョゼ:相変わらず小心者ね。あの人達はしっかりしているから何も心配はいらないのよ。あたちは安心して寝るのよ。

やはり、器の大きさはジョゼフィンの方が上のようである。
(ただし、彼女も内弁慶なのだが)
何はともあれ、先生、大事に至らずようございました。
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