ニコライ ジョゼフィンと入浴を満喫す
ニコ:これ、侍従。そち、何か企んでおろう。

侍従:流石は皇帝陛下、臣は感服致してございます。
ニコ:感服など、せんでもよいわ!!何故この場に給仕係がおるのじゃ。
ハッ!!ま、まさか。

侍従:流石は、我が陛下。お察しの通りにございます。
ささ、ご覚悟を決めなされ、陛下。
只今、給仕係に用意させておりますゆえ、それまでお寛ぎになってお待ち下さい。
ニコ:何故に斯様なことをしなければならぬのかのう、平民。
ジョゼ:仕方がないわね。諦めて覚悟を決めるのよ。

侍従:ささ、準備が整いましてございます。
ジャジャーン。

侍従:ヒノキのお風呂にございます。
(本当はバルコニーで使用する給仕係の足風呂桶。増築時にすし飯桶を改造し使用)
しかも、この場所は、陛下専用の帝室専用バスルームにございます。
シャワーも付いておりますゆえ、ご安心召されませ。
我等はもうこのバスルームは使用しませぬゆえ。
ニコ:とかなんとか言って、よもやシャワーから毒ガスが出てくることはあるまいの。

侍従:陛下。その類(「たぐい」と、お読みください)のお戯れは法度にございます。
ニコ:す、すまぬ。で、では行ってまいる。

数秒後...。
ニコ:ギョエ~。

ジョゼ:悲鳴が聞こえるわね。人の悲鳴ほど楽しいものはないわね。
侍従:お嬢様、お趣味が悪うございますが、左様にございますな。
かくしてニコライ上げ湯。
ジョゼ:じゃ、あたちもひとっ風呂浴びてこようかしらね。
侍従:ご随意に。
ジョゼ:風呂は嫌だけど疫病防止のために止むを得ないわね。
侍従:これも一重に陛下の玉体の御ためにございますれば。

しかしてジョゼフィンも上げ湯。
ジョゼ:でも、あたち、これ(ドライヤー)が嫌なのよぉ。

ジョゼ:ひたすら耐えるのみなのよぉ。

やっと、2ニャンの入浴が完了したが、侍従と給仕係は汗だくである。
侍従、給仕係ともに長い夏期連休もやっと終わり、また明日から仕事の毎日である。
あ~あ。早く定年にならねぇかなぁ。
(定年まであと18年か。
それまで会社が持てばの話だが。
あ、リストラにもあわないことも考慮しなければ。
って言うか、その前に俺達が今徴収されている厚生年金って貰えるのか?)
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