ジョゼフィン 壊滅的被害を受ける
「本日、ニコライ皇帝陛下より新制度のお達しがございます。臣民は殊勝に拝聴するように」
ジョゼ:何かしらね。何かよからぬ胸騒ぎがするのよ。

ニコライ皇帝陛下、臣民の前に現れる。
ニコ:臣民の者どもよ。よく聞くがよい。
朕の名をもって、たった今より禁酒法を廃止する。

ジョゼ:!?皇帝のお兄ちゃん。ほんと?
ニコ:皇帝の言うことは絶対じゃ。安心するがよい。
ジョゼ:侍従のおじちゃん、解禁よ。これで堂々と商売ができるのよ。
(こら、ジョゼ、俺はそんなところにはおらんぞ)

侍従:お嬢様。残念ながら私めはお嬢様にご協力出来ないのでございます。
ジョゼ:????どういうことかしらね。

侍従:暫くお酒は控えよとの達しが給仕係よりされております。
給仕係の達し...これがどのような重きを置くかお嬢様にはおわかりですな。
ジョゼ:検査結果が良くなかったのね。給仕のおばちゃんは絶対だし....。
これじゃせっかく解禁になっても商売にならないわね。
ハッ!!嵌められたのよ。
飲酒を合法化しておいて、あたしを嵌めたのね、おじちゃん!!!!

侍従:お許し下さいお嬢様。これもすべては帝国のためにございます。
ジョゼ:皇帝のお兄ちゃんよくも嵌めてくれたわね!!!

ニコ:何を言う!!すべては平民、お前が望んでいたことを全て認めてやったのじゃ。
感謝いたすのが筋であろう。

ジョゼ:酷いのよぉ。覚えておきなさいよ。わぁーん!!!(号泣)

ニコ:上手く行ったの。
侍従:左様にございますが臣は心が痛みまする。
ニコ:埒も無い。未然に犯罪を撲滅したのじゃ。そちのシナリオ通りではないか。。
ほんと、そちの謀略陰謀は悪魔的じゃな。
フェ~フェッフェッフェッフェッフェッフェ。

しかし、この御触れを出したばっかりにニコライと侍従はこのあと、とんだ災難に遭うはめになるのだが、それはまだ先の話である。
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