侍従 途方に暮れる

職場から帰宅するとこの有様である。
重ねて見てもらいたいのだが、この手口は十中八九ジョゼフィンであると思われる。
過去にも同じ手口で奴は犯罪を起こしている。

推測するに実行犯はジョゼフィン、黒幕はニコライであろう。
(当然である。留守中、家にいるのはこ奴等だもの)
しかし、派手にやってくれたものである。

片付けをするため、長さが保存されているものはパスタ用容器の中へ移動し、
折れて短くなったものは別途より分ける。
全く、怒り心頭である。
なれど、我が家には現行犯でなければ罪にあたらずという不条理な法律がある。
過ぎてしまったことに対し、今更ながら怒っても既に時遅し。
何故怒っているのか、こ奴等には理解することは叶うまい。
只々必至に怒りをこらえ、黙々と作業を行う侍従であった。
悔しかったので折れて短くなったパスタを茹でてドレッシングをかけて食ってやったわい。
(食ったらちょっと落ち着いた。って子供かい!!)

これは我が家の食糧保管危機管理不足を露呈したものである。
今日は残業で帰りの遅い給仕係の責任をもって、食糧安全確保を如何にすべきか対策を打たねばなるまい。
今日は怒りのあまり寸劇にもならず。
だが、こ奴等の顔を見ると自然と顔がほころぶ侍従なのであった。

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