ニコライ 米国金融危機を憂う
まぁ、読んで頂いてもあまり万人受けするネタではないのだが....。
そんな訳で寝っ転がってニューズウィークを読んでいるとニコライがやってきた。
ニコ:どれ、よっこいせっと。

侍従:重ぉございます、陛下。
ニコ:まぁ、良いではないか。
今日も雨じゃ。
雨が降るたびに日々気温が下がってゆくでな。

侍従:左様にございますが、重ぉございます、陛下。
ニコ:しかし、米国が金融危機とな。そんなに大変なことなのかのう。

侍従:左様でございますなぁ。その時代その時代で牽引する国家というのが必ず
あるものでございます。
古代はローマ帝国、中世では、サラセン帝国・元、近世はスペイン・ポルトガル、
近代では大英帝国などがそうですな。
で、ございますれば牽引する国家がこければそれに頼っている国家群も足を引っ
張られるは必至にございます。
それはそうと重ぉございます、陛下。
ニコ:しかし、米国が金融危機とは、我が日本国はどうなってしまうのかのう。。

侍従:まず駄目でしょうな。この国は1億数1千万人の人口を抱えておりますが
たかだか1億人の市場では、底が見えております。
さすれば、最低市場にて潤うためには金融が豊かな3億人以上の市場がなけ
れば豊かになりませぬ。
それはそうと重ぉございます、陛下。
ニコ:しばらく辛抱するしかないようじゃのう。

侍従:人の道を外れれば儲け話はいくらでもございます。
なれど、そこまでしては、金銭は豊かになれど性根は腐ってゆきますゆえ。
それはそうと重ぉございます、陛下。
ニコ:そちこそ辛抱せぬか。
そちの腹の上はなかなかすわり心地がよいでな。

ニコライの重さに耐え、ニューズウィークに書いてあることに騙されてゆく侍従であった。
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