侍従 前途に懸念を示す...訳もなく
株価も連日暴落の一途であるのは各位がご存じの通りである。
ニコ :どうしたのじゃ侍従。
眉間に皺が寄っておるぞ。

侍従 :株価が大幅に下落しておるのでございます。
ニコ :それがそちの眉間の皺と何の関係があるのじゃ?

侍従 :今、新聞の上場株価を見ていたところ、臣が寄生(勤務)している会社の
株価がよそ様の例外に洩れず暴落しております。
ニコ :(イライライライラ)だからそれがなんだと言うのじゃ?

侍従 :臣が寄生している会社も傾きかけている兆候ではなかろうかということに
ございます。
ニコ :えぇーい!!謎かけは良い!!結論を言わぬか。

侍従 :(だぁー、もう!!)ですから、会社が倒産する恐れもあるということに
ございます。
ニコ :然るに、それが一体どうしたと言うのじゃ。

ジョゼ:相っ変わらず鈍いわねぇ。侍従のおじちゃんの収入がなくなるからあたしたち
も食糧危機に陥るということなのよ!!

ニコ :何をうろたえておる。
収入先など、まだ給仕係がおるではないか。
それに、いざとなればそちにはあの手があろう。

侍従 :....!!!
へ、陛下!!それだけはなりませぬ。
入植した先祖にあの世で顔向けができませぬ!!
先祖の財産に手をつけるなど、もってのほか!!
ご法度にござりまするぞ。
ニコ :じゃろうのう。
ジョゼ:で?侍従のおじニャン、そうなったらどうするのよ。

侍従 :今のうちに富をあの会社から絞り取るだけ絞り取ろうと存じます。
ニコ :よう言うた!!それでこそ専制君主たる朕の侍従じゃ。褒めて遣わす。

侍従 :ははぁ、恐悦至極に存じます。
ジョゼ:相っ変わらずほんっとぉーに性根が腐っているわね、この二人。なのよ。

よもや会社が倒産することは無かれども相変わらずおめでたいニコライと侍従であった。
(危機感全くなし。お気楽極楽 ^◇^)
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