ニコライ またしても魚族に無視される
ニコ :皇帝のニコライじゃ。夏季の間の辺境警備、大儀である。

金魚 :.......。
ニコ :これ!!聞いておるのか。
何か言わんか。
朕が直々に労っておるのじゃ。
無視するでない!!

ニコ :これ!!朕に尻を向けるとは不敬であろう。

ニコ :侍従、侍従!!

侍従 :(うるさいなぁ、もう)如何なさりました陛下。
ニコ :どうもこの者達に言葉が通じぬ。
そち、朕の威光をこの者どもに通訳するがよい。

侍従 :陛下、ご無体なことを。
相手は金魚にございます。
この者達は言葉を持ってはいませぬ。
ニコ :そちは、この者どもと意思疎通ができぬと申すか。

侍従 :大体、このブログがなければ陛下とてそのお言葉を皆に伝えることが叶わぬでは
ありませぬか。
臣がわかるのは陛下のお言葉とお嬢様のお言葉のみにございます。
ニコ :では、他の者たちは朕の言葉とあの平民の言葉はどのように聞こえているのかのう。

侍従 :そりゃ、陛下は「ニャー」にございましょ。
お嬢様は、「プルルルル」と聞こえるのではありますまいか。
ニコ :朕の言葉は人語ではなかったのか....。

そう落ち込むな、ニコライよ。
侍従と給仕係がわかるだけで十分ではないか。
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