給仕係 西の皇太后を見舞う
因みに、給仕係の父は、西の大公、侍従の父は東の大侍従、母は東の皇太后と呼んでいる。
(西の大公、東の皇太后はすでにこの世の者ではない)
最近の侍従は、医療改定でレセプト電算という医療費を電子化するシステム稼働準備を今月中に行うため、北海道道内の病院さんを駆けずり回っている侍従とその仲間たちである。
医療改定が発生するたびに侍従のような仕事を生業としている奴等は大変である。
(多分、みぃママさんはわかってくれるはず)
そんなバタバタしている最中、給仕係の職場から携帯メールが届く。
侍従 :あんだ?この忙しい時に!!
給仕係から侍従へのメール
「西の皇太后、腰を患い、動くこと能はず。業務終了に転ずるや西の御所に来るを能はざりしは携帯に連絡するをもって予定を知らされたし」
侍従から給仕係への返信
「我、度重なる客からの要望に対処したる間、そちらへ向かうこと能はず。完了時期も見通したたずなり。自力をもって対処せられたし」
結局なんとか安静にすることで様子を見ることになったようである。
ニコ :侍従、これ侍従はどこにある。

侍従 :はは、ここに。
ニコ :西の皇太后殿が難儀なことになっておるそうじゃが。

侍従 :心配にはおよびませぬ。単なるぎっくり腰とのことにございます。
2,3日安静にしていれば問題ありますまい。
ニコ :そうか、それならよいのじゃが。そちもいろいろ手を貸してやるがよいぞ。
そちにとっても今では母親じゃでな。

侍従 :御意。
ジョゼ:でも給仕係のおばにゃん大変そうなのよ。
少し助けてやるのがいいのよ。

侍従 :畏まりました。お嬢様。侍従も何かと時間を作りますれば。
まぁ、週末助けに行ってやっか。義理母とは、給仕係と結婚する前から給仕係の実家の冷蔵庫を勝手に開けてビールを飲む仲である。
手を貸してやらねばなるまい。
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