侍従 給仕係と共に何かを感じ取る
今日はあまり気持ちのいい話ではない。
侍従は、幽霊とか、心霊現象とかを全く信じていない。
従って、それらしいのを見ても意に介することなく常に幻覚と割り切ってしまう。
(いや、別に薬をやっているわけではない)
人に言わせるとそれを霊感が強いと言うらしい。
それを霊感と言うのであれば給仕係も霊感が強いと言うことになる。
たまぁに2人揃って同じ物を見ることがあるが、侍従はそれを集団ヒステリーとして片付けてしまうので全く意に介したことがない。
給仕係もこれまた気にはしていないようである。
さて、前置きが長くなったが、昨日急にしばらく出ていなかったネコアレルギーの症状がでた。
給仕係に言わせると、どうも本宮殿に移猫が居ついているようである。
ニコ、ジョゼが不可思議な行動を取り遊んでいる姿を目撃するのもこれで説明がつくが、そのようなことが物理的にあろうはずもなくニコライがじぃーっと何かを見ているのも、ジョゼフィンが何もないところを擬視しているのもネコ本来の本能がなせる技であり、侍従のアレルギー再発も単なる偶然である。
侍従 :陛下、お嬢様。
して、実のところどうなのですか?
ニコ :斯様なことある訳がなかろう。しっかりせぬか、侍従!!!
ジョゼ:そんなことより儲かる商売を考えて欲しいのよ!!

全く、本当にこういった話の楽しみを知らない両ニャンであった。
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