侍従 仙台より復員す
侍従 :只今戻りましてございます、陛下。
ニコ :うむ、大儀であった。
出立の朝は寒かったであろうのう。

侍従 :いえ、千歳の飛行場は、そうでもありませなんだ。

ニコ :して、仙台は如何であったかの。
侍従 :はっ、毎回行くたびに思うのでございますが、その季節季節できれいな街にござ
います。
客先様に行く途中に斯様な公園もございましてございますれば木の葉も色づいて
おりました。
内地はまだまだ秋にございます。


ニコ :それは執着である。
して、この度はどこに行ったのじゃ?
侍従 :今回は、データの導通確認と仕様を取り決めるためにここへ参りました。

ニコ :東北大学病院?
侍従 :正確には東北大学医学部にございます。
ニコ :そち、北大では物足らず東北大まで触手を伸ばしておるのか?

侍従 :これは、したり。
仕事にございまする。
ニコ :内地の温かな気候になれた体で帰ってくるは、辛かろう。
侍従 :いえ、帰ってきても行く時と同じ気温なれば苦にはなりませなんだ。

ニコ :ところで土産は買ってきたであろうの。
侍従 :ははっ、今回はドバイ遠征中のくま様が家令、ますちゃん様イチ押しのこれに
ございます。

ニコ :おぉ!!こ、これは喜久福の抹茶大福ではないか。

侍従 :左様にございます。
これに、いつもご贔屓にして頂いている侍従が心の師である先生から頂いた
ハーブティーで召し上がるは、これまた至福でございます。
(先生、いつもいつもありがとうございます)

ジョゼ:ところで侍従のおじニャン。
あたし達のお土産は?なのよ。

侍従 :あ、まことに申し上げにくいことなのですが.....、
すっかり忘れておりました(キッパリ!!)。
ジョゼ:こんな事だろうと思った、なのよ。

ニコ :これ、ここなる侍従をシベリア送りにするのじゃ。

そんなこと言ったってねぇ。
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