ニコライ 侍従に鉄槌を下す
途中、大侍従(侍従のとうちゃんね)と言う内地の血が混じっていても寒さに対する耐性は脈々と受け継がれている侍従である。
そんな思い上がった侍従に怒りの鉄槌を下したニコライであった。
ニコ :而して、そちは、大うつけじゃのう。

侍従 :はて、何がでございましょうや。
ニコ :そのような血筋なぞ何の価値があろうや。
元を辿れば所詮は相続する農地をもらえず、当時の明治政府に騙くらかされて
連られてこられた百姓の三男坊であろうが!!

侍従 :さりとて、今現在自分があるは、先代達の偉業のたまものにございます。
ニコ :この愚か者!!
偉業を成したは、先代達であってそちは何の苦労も義務も果たさずその恩恵に
甘じておるだけであろうが!!
そのようなことだけで選民面するとは片腹痛いわ!!

侍従 :これはしたり!!!
ニコライブルグ発展したは引き継いだ末裔である我ら含め数支族の寛大な処置
に対するものにございます。
ニコ :思い上がりも甚だしいわ!!
真の地主たるもの、そこに住む者達と今後の発展を共有してこそ住みよい街の
明日があると言うことをそちは学習するがよいわ!!!

侍従 :今のニコライブルグのお役人の都市計画をみればどうしてもそのような気持ち
にはなれませぬ!!
ニコ :よし!!あいわかった!!
朕が直々に手配するゆえ、そちはそちの先代達の苦労を分かつべくシベリアに
行って開拓作業に従事するがよい!!
それをやり遂げた暁にそのような大口を叩かぬか!!

侍従 :....へ、陛下。それだけは平にご容赦くださいまし。
と、実は、この家一番のヒヨヒヨは侍従なのであった。
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