ニコライ 寛大な心をひけらかす
ある者は恋人とイブに食事をし、ある者は家族でクリスマスケーキを切り分け、ある者は行きつけの酒場に顔を出し、ある者は教会に行き祈りを捧げ、また、ある者はそのようなものとは無縁に仕事に追われるのである。
(それは私だ!!プンスカ!!!)
中にはサンタクロースのプレゼントを待つ恵まれた境遇の子供たちもいよう。
(巷のお父さんお母さん、お疲れ様でございます)
そのような中である。
侍従 :なんですか、陛下。そのイカレタ格好は。
ニコ :見てわからぬか。
聖(セント)ニコライじゃ。

侍従 :はぁ、それでサンタクロースの格好にございますか。
ニコ :朕は今宵からクリスマスまで聖ニコライにちなみサンタクロースだでな。
そちもそのように心がけるがよい。

侍従 :御意。なれど陛下がサンタさんに衣装をお纏いになられた真の目的とは
これ如何に?
ニコ :宗教の話は置いておいてじゃ。
この世には恵まれない多くの子供がおるでな。
せめて朕が斯様な扮装をして元気づけたいだけじゃ。

侍従 :陛下の寛大なお心、臣は感服致しましてございます。
ところで陛下。
サンタさんにはトナカイが必要ではございませぬか?
ニコ :そこは抜かりはないわ。
早速その大役は平民に下達しておるでな。

侍従 :と、言うことは、お嬢様が!!
ジョゼ:全く失礼しちゃうなのよ!!
よりにもよってこの扮装、何とかならないものかしらね!!

侍従 :お嬢様、それはトナカイと言うよりも鎧を身にまとっている
ようにございますな(笑)。
(と、言うよりも怪物に食われているようにも見える)
ジョゼ:これも商売繁盛のためなのよ!!
辛抱するしかないなのよ!!

と、言うことで各位、よいクリスマス行事を送られたし。
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