ニコライ 出発するを能はず
この日のために準備を重ね段ボールと言う名の橇に乗ったたニコライであるが....。
侍従 :陛下、只今戻りましてございます。
ニコ :おぉ!!戻ったか侍従。大儀であった。

侍従 :して、恵まれぬ子供たちへのご出発はまだでございますか?
ニコ :それがのう朕は準備して待っておるのじゃが平民トナカイがなかなか来ぬでな。
困ったものじゃ。

侍従 :して、お嬢様トナカイはどちらに?
ニコ :また性懲りもなく私利私欲を満たすためボッタくりの用意でもしておるのであろう。
向こうにおるのではないか。

ジョゼ:冗談じゃないのよ!!
なんであたしが重い橇を引かなきゃならないのかしらね、なのよ!!

ニコ :全く、何をやっておるのじゃ、あの平民は!!

ジョゼ:そんなことより、侍従のおじニャン!!
今日は、エビス・ザ・ホップを用意したのよ!!
一杯やってくのよ!!

侍従 :おぉ!これはありがたい。
では、さっそく一杯。
ニコ :朕の人助けの夢が.....。

ジョゼフィンの商売根性と侍従の酒好きによりニコライの正義の大義名分が台無しである。
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