ジョゼフィン 年末最後のボッタくり
これまた、休みになったら休みになったで休む暇もなく実家の大侍従に呼び出され早速前回の猛吹雪の後の除雪である。
ニコライ宮殿よりもはるかに馬力のある除雪機でちょちょいである。
大侍従は脚がいかれているので冬の雪が積もったこの季節外出は困難を極める。
そこで侍従が出張って除雪をするのだ。
因みに大侍従の家までは車で3分、西の皇太后の家も市内なので車で数十分。
全く帰省にもなりゃしないのである。(普段から双方に顔を出してるし)
そんな慌ただしい中、一人荒稼ぎをする奴がいる。
ジョセ:ねぇねぇ、侍従のおじニャン。

侍従 :お?これは、お嬢様。
如何なさいました?
ジョゼ:仕事に家のことにお疲れ様なのよ。

侍従 :痛み入ります。
ジョゼ:ところで一杯やっていかない?なのよ。

侍従 :と、もうされますと新酒ですかな?
ジョゼ:ピンポーンなのよ。
年末のお勧めはこれなのよ。

侍従 :おぉ、これは。
ジョゼ:モルト100%のサッポロ ザ・ゴールデン・ピルスナーなのよ。
これで一杯やっていくのよ。
飲み代は年末特別大奉仕の20モフモフなのよ。
(1モフ:26円40銭12/30 21:12現在)

侍従 :お、お嬢様、ちょっとそれは暴利ではございませぬか?
ジョゼ:嫌ならいいのよ、なのよ。
飲みたきゃいつものように前払いなのよ。

侍従 :い、いえ、お支払致します。
あ、モフモフモフモフモフモフモフぅ~。

ニコ :あ奴め!!朕にモフモフすると言って一体いつまで待たせる気じゃ!!

ジョゼフィンのボッタくりと酒の誘惑に負け、すっかりニコライのことを忘却していた侍従であった。
ブログランキング参加中。ポチっとされたし。
