ジョゼフィン 給仕係のための酒を準備す
どれ、何か物でも買ってやろうかとも思ったが、なんのかんのと言ってどこにも出歩かなかった侍従と給仕係であった。
侍従 :お嬢様、お嬢様ぁ!!
ジョゼ:あずましくないわねぇ、なんなのよ。

侍従 :実は、かくかくしかじかで.....。
ジョゼ:そういうことは早く言うなのよ。

侍従 :で、何かいいものがありますかな。
ジョゼ:う~ん、今酒蔵から出してくるわなのよ。

ジョゼ:ジャーン!!ヘンシキ、リースリング2004年物なのよ。
(オーストラリア産)

侍従 :おぉ!!
これなら給仕係も喜びましょう。
ニコ :ほう、あの者もそのような齢になったか。

と、言う訳でささやかながら一人と3ニャンで祝った宮廷内であった。
実は、なぜオーストラリア産ワインかと言うと、買い出しにいきなり一人で平日働く侍従を置き去りにオーストラリアに遊びに行っちゃうほど給仕係はオーストラリア産ワインが好きなのである。
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