ニコライ 内乱を鎮圧す
革命が成就すると、ある程度の生活・教育水準が市民に行き渡っている国家は穏やかに資本主義という経済状態に移行していくのだが、いわゆる農奴と言う者たちからその収奪度合があまりにも過酷であるとロシアのように革命後、共産主義と言ういびつな経済制度を取ることになる。
君主、領主からの収奪が過酷な分、理想を追い求めた結果である。
(マルクス君、君が友人たちから借りまくった借金をチャラにする為に書いた資本論は70年以上にわたり世界を混乱に陥れたのだよ)
ま、そんなことはどうでもいいか。
この寒い冬、暖を一人占めにするニコライに対し、寒さを凌ぐ平民ジョゼフィンのために正義心に燃える女神フレイヤが蜂起したのだが....。
フレイ:これ、傀儡の皇帝、平民にも暖を分け与えよ。

ニコ :暖かい湯たんぽの恩恵は皇帝のみに与えられた特権じゃ!!
自称女神の分際で朕に反旗をひるがえすか!!

フレイ:えぇい、先制攻撃じゃ!右ボディブロー!!
(ボフッ!!)
ニコ :グエ!!!

ニコ :かくなる上は、武力鎮圧じゃ!!

フレイ:反撃じゃ!!
ニコ :ぬお?

ボガ!!(クロスカウンタぁ~)

ニコ :えぇい!!
どうじゃ、降伏するか!!
フレイ:平民、平みぃ~ん!!妾を支援してくれ給う!!

この間、ジョゼフィン、全く介入せず。
ジョゼ:あぁ、あれじゃ勝算はないわねなのよ。
君子危うきに近寄らずなのよ。

フレイ:キュ~...、妾は力尽き給う。
わ、妾の正義がぁ、む、無念なりぃ。

フレイヤや、正義は勝った者に授けられるのだよ。
歴史は勝者によって書かれる。
従って常に勝者が歴史上正義なのだ。
これも有史以来の歴史上での鉄則である。
フレイヤの平民擁護のための内乱も平定鎮圧され、ニコライ宮殿にまた平穏が戻った。
これでしばらくニコライの王朝も安泰である。
ま、武力による鎮圧、圧政は長続きはしないのも歴史が証明する事実ではあるが。
ジョゼ:商売人は不利益になることに首は突っ込まないなのよ!

嗚呼、なんということだ。フレイヤはお前の為に蜂起したというのに.....。
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