ニコライ コルクの山を接収す
それは?
ジョゼ:ちょっとちょっと、皇帝のおにぃニャン、勝手に登られちゃ困るなのよ。

ニコ :何故じゃ、平民。

ジョゼ:この山はあたしが提供したパブの葡萄酒でできた山なのよ。
だから所有権はあたしにあるなのよ。

ニコ :うぬぅ~、接収じゃ!!
ジョゼ:あ、何をするなのよ!!

ニコ :よいか、平民。
これよりこの山は朕の名のもとに皇帝直轄とする。

ニコ :たった今より、そちはこの山の管理官に任命するのじゃ。
しっかり管理するがよい。

ジョゼ:だから、結局この山はあたしの山のままじゃないなのよ。

名目支配よりも実効支配を選択したジョゼフィンである。
不要な争いを避け君主を傀儡に仕立て上げ、実質権益を確保するところが影の名商売人たる所以である。
威張ったところで所詮はジョゼフィンの手中を脱しきれないニコライなのであった。
写真に見える本は給仕係の趣味である。
各位、気にされないように。
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