ニコライ 謎の組織を訝しがる
ニコ :侍従!!侍従はこれへ!!

侍従 :はいはい、只今戻りましてここに控えておりまする。
ニコ :おぉ、侍従、実はな、最近不穏な噂を耳にしたのじゃが。

侍従 :と、おっしゃいますと?
ニコ :どうもあの平民を無条件で応援する組織なる者とか平民派なる派閥の者が本宮
廷内で暗躍しておるようじゃ。

侍従 :あぁ、それでございましたら臣も耳にしておりまする。
ニコ :ぬぅ~、あの平民め。
ついに宮廷内ではアシがつくと見えて海外にシンジケートのネットワークを構築し
おったか。

侍従 :陛下、それはいささか勘ぐりすぎにはございませぬか?
ニコ :これ、侍従!!早速そちは、その者等を摘発するのじゃ!!!

侍従 :あ、いや、お、お待ち下さい陛下!!
それは我が宮廷内に設立されております大使館内(頂いた皆様からのコメントの
ことでございます)のことにございますれば治外法権にて手出しできませぬ。
一歩間違えば主権侵害で戦争になりまする!!
ニコ :うぬぬぅ。
では一体、朕はどうすればよいのじゃ!!

侍従 :ご安心召されませ。
彼の者達は当宮廷内に住む虐げられた平民を応援する善意の組織と聞き及んで
ございます。
陛下には全く害は及びせぬ。
それに各国大使館の趨勢は陛下に好意的にございます。
ニコ :甘い、甘いぞ、侍従!!!
あの平民のことじゃてどういう根回しをするかするかわかったものではないわ!!
あぁ、こうしてはおれぬ!!

侍従 :あ、陛下!!お待ちを!!!
すっかり疑心暗鬼、乱心気味のニコライであった。
続く(のには無理があるな、やっぱこのネタ)
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