ニコライ 発見される
侍従 :お嬢様、見つかりましたか?
ジョゼ:いないわねぇなのよ。

侍従 :女神様そちらは如何ですか?
フレイ:おらぬのぢゃ。

侍従 :困ったなぁ。
陛下ぁ、一体どこにおわしますのか。
ゴトン!!
ジョゼ:何の音?!なのよ。

フレイ:何やらこの辺から音がしたのぢゃ。
ジョゼ:???なのよ。

侍従 :ま、まさか。
開けてみますか。
すぅ。
ニコ :おぉ、どうやら戻ったようじゃな。

侍従 :へ、陛下!!
ニコ :侍従も平民も自称女神も雁首揃えて如何したのじゃ?

侍従 :「如何したのじゃ?」では、ありませぬ!!
か、斯様なところで一体今まで何をしておったのでございます。
ニコ :いや、何、ちょっと革命混乱期のロシアを視察に行っておったのじゃ。
朕も危うくあのボルシェビキどもに処刑されそうになったが、間一髪、そちも見ての
通りこのタイムマシンで脱出してきたという訳じゃ。
いや、危なかった。

侍従 :ま、まさか、この引き出しがタイムマシンなぞとおっしゃっているのではあります
まいな!!
ニコ :そうじゃ。そちもドラえもんの話は知っておったようじゃな。

ニコ :では、朕は疲れたでな。さらばじゃ。

ジョゼ:もう、付き合いきれないなのよ!!(プンスカ!)

どうやらニコライ宮殿には未来しか行けないタイムマシン(ベッド)ばかりではなく、過去にも行けるタイムマシンがあるようである。
(ただし、ニコライ専用)
ポチっとせぬとシベリア送りじゃ!!
