フレイヤ 遂にニコライ離宮を占拠す
どこからともなくフレイヤの声はすれども姿は見えず。
フレイ:これ、侍従よ。
妾はここぢゃ。

侍従 :め、女神様。
如何にしてそこの場所にお登りになられたのでございます?
フレイ:妾とていつまでも子供ぢゃないのぢゃ。
このくらいは朝飯前ぢゃ。

フレイ:それはそうと、これはあの傀儡の離宮か?

侍従 :あぁ、女神様。
そのように無断にて入られますと、臣が陛下に叱責を受けますゆえ
早々に出られませ。
フレイ:嫌ぢゃ。
この離宮はあの傀儡には勿体ないのぢゃ。
しばらくは妾が使用するとしようぞ。

ニコ :お、おのれ!!
あの自称女神め!!

侍従 :嗚呼、陛下。子供のやることにございますれば何卒、何卒
寛容な心持ちでいてくださいまし。
ニコ :ぬぅ~。

ジョゼ:ちょっとちょっと女神様なのよ。(シュワッチ!!)

ジョゼ:そこに住むには家賃を払ってもらいますなのよ。
その物件はジョゼフィン不動産のものなのよ。
フレイ:仕方がないのう。

侍従 ;え゛?!
陛下の離宮は賃貸だったのでございますか?お嬢様!!
ジョゼ:あたり前田のクラッカーなのよ!!

ニコ :朕の権威がガタガタじゃ。

恐るべし、ジョゼフィン不動産。
ポチっとされたし
