ニコライ 苦難の時
彼の国では一部の支配階級生き残りのため、綱渡りの政策のもと食うことすらままならない残り多数の民衆が筆舌に尽くしがたい苦難にあえいでいるとも聞く。
さて、そのような中、ここにも苦難にあえいでる男が一人(匹?)。
ニコ :のう、侍従。
何か間違ってはおらぬか?

侍従 :何を間違っていると仰せにございましょうや陛下。
ニコ :そちは、全く気付かぬか?

侍従 :はて?何がでございます?
ニコ :どう見ても間違っておろう?

侍従 :お恐れながら、臣には一体陛下が言わんとしているのか皆目見当が
つきませぬ。
ニコ :そちは、朕が斯様な粗末な寝床に追いやられていることに関し、
何とも思わぬのか?

侍従 :あ!あぁ。
そういえば、あまりに嵌っていましたゆえ臣は全く気付きませなんだ。
(笑)。
ニコ :もうよい、そちのあまりの気の利かなさに怒る気にもなれぬわ(プイ!!)。

侍従 :あ、陛下!
ニコ :もう、よいと申しておるに!!(ウグ、ヒック、シクシク)

侍従 :嗚呼、陛下...。
(また声を殺して泣いてるよ)
ジョゼ:女神様。貴族が没落するとどうなるか、よぉ~く見ておくなのよ。
フレイ:ニャン生どうなるかわからぬのう。

などと、言っているフレイヤ神だが。
実は、ニコライ没落の発端はこの娘がニコライの所領を逐次陥落させていったのが原因である。
頑張れ、ニコライ。負けるなニコライ。
臣民から尊敬される皇帝になれるよう日々精進するのだ。
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