フレイヤ ニャン生初の試練(当日)
各位からの激励のお言葉を戴き誠に感謝である。
手術は12:00からであった。
侍従 :ささ、女神様。
お支度を。
フレイ:これ、侍従。
妾は一体どうなるのかのう。

侍従 :何も心配いりませぬ。
しばらくお眠り頂きましたのち、目が覚めるとほんのちょっとだけ体重が
軽くなる感じがするだけにございます。
ニコ :せいぜい頑張ってくるがよい。

ジョゼ:大丈夫なのよ。
すぐ終わるなのよ。

かくして侍医が待つ病院にいくと。
侍従 :侍医殿、何卒よろしく頼む。
侍医 :安んじてお任せいただきたい。
女神様の手術は小医が責任を持って受け持たせて頂く。
侍従 :重ねてよろしくお願いする。
ニコライ陛下も侍医殿には重々よろしくお伝えあるよう託っているによし。
侍医 :何卒陛下におかれては、何分にもご安心頂けるようお伝え願いたい。
侍従 :ささ、女神様。
あちらにお運びくださいませ。
フレイ:嫌ぢゃ!!
(待合室のベンチの隅で身を縮めるフレイヤ)

と、言う訳で手術してから約5時間後、フレイヤを受取りに行くと
侍医 :なんら問題なく、女神様におかれては手術は順調に完了せり。
後は、抜糸まで傷口は舐めさせ無きよう重々気をつけられよ。
一応、女神様の御体にはカラーを巻いておるに由、問題無きと
判断するも重々気を付けられよ。
抜糸は2週間後の予定である。
その時に再度女神様をお運び頂けるよう。
侍従 :侍医殿には重ねて感謝する次第である。
では2週間後。
侍医 :大事にされたし。
フレイヤ神に栄光を。
帝国に繁栄あれ。
ニコライ皇帝陛下万歳。
(なぁんて、お医者さんが言う訳もなく^^;)
而してニコライ宮殿に戻ったフレイヤ女神。
ニコ :フフフ。
自称女神よ。
哀れな格好よのう。
フレイ:妾とて好きでこんな恰好をしてる訳ではないのぢゃ!!

フレイ:鬱陶しのう。
これ侍従、これをはずしてたもれ。

侍従 :なりませぬ!!今暫くの辛抱にございます。
実は、カラーをつけているフレイヤを見て、彼女を威嚇するジョゼフィンがそこにいた。(カラー姿のフレイヤを見て唸ること唸ること(笑))

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