侍従 驚愕せしも安堵せり
フレイヤのお腹を見たら切った後がポッコリ。
しかも、あれ?縫った糸が無い!!

ややや?!こ、これは一大事!!
夜中、我々が寝ている隙をついて術後服を脱ぎ、自分で抜糸してしまったか?
いや、不覚なり!!
こんな日に限り、給仕係は旧友に会うとかで外出中である。
内心とめどもなく、うろたえつつ午後からの開院を待ち、いかにも平静を装って早速フレイヤを抱えて侍医の元に駆け込んだ侍従である。
侍従 :侍医殿、面目次第もなく、如何したものか。
侍医 :どれ、うむ!?
侍従 :あ、いや(オロオロオロ(汗))
侍医 :侍従殿!!
侍従 :(キャー(≧△≦) 怒られるぅ)
侍医 :流石は女神様、完璧に傷がくっついておられる。
侍従 :へ?
侍医 :もう、カラーの必要もなかろう。
舐めても舐められても大丈夫。安心なされよ。
腫れも手術するとおこる典型症状である。
一か月もすれば腫れも必ずひくであろう。
今日より今まで通りの生活にしてよろし。
流石は女神様。
帝国に繁栄あれ。
ニコライ皇帝陛下万歳!!
(とは、前回同様、侍医が言うはずもなく)
全く棚から牡丹餅とはこのことである。
ニコ :全く、心配ばかりかけおって自称女神の小娘め!!。

ジョゼ:何はともあれよかったなのよ!!

フレイ:皆の者、心配をかけたな。
妾はもう大丈夫ぢゃ!!

そのような訳で心配および激励して頂いた各位、本当に感謝。
フレイヤもまた一つニャン生の大きな山を登りきった次第である。
ポチっとされたし
