ジョゼフィン 依頼に懸念を示す
それ相応の承認順序と言う手続きを踏む必要がある。
(これが場合によっては社会の弊害となっているのだが)
侍従 :と、言う次第なのでございます。お嬢様。
(モフモフモフモフモフモフモフモフモフぅ)
ジョゼ:もうちょっと上、上のほうをモフるなのよ!!

侍従 :あ、はい。いえ、あの~、臣の話をお聞きにございましょうや?
ジョゼ:聞いてるわなのよ。

侍従 :これは、我が皇帝陛下の御意でございますと同時に帝国安全の為、
何卒、ご考慮を戴きまして須らくお取り計らい下さいませぬか?
(この間もモフモフモフモフモフモフモフモフモフぅ)
ジョゼ:.......。

侍従 :あの?お嬢様?
ジョゼ:あのね、侍従のおじニャン。
やってあげられないことはないけど、世の中何をやるにしても
先立つ物がないと猫(人)は動かないものなのよ。
この場合の先立つ物はモフモフなのよ。

侍従 :まぁ、そう仰らずそこをなんとかなりませぬか?
ジョゼ:このくらいのモフモフじゃ、てぇんで足りないわねなのよ。
借モフして払うなのよ。
返せない場合は侍従のおじニャンの肉片でかえすなのよ。
そう皇帝のお兄ニャンに伝えるなのよ!!
じゃ、あたしはこれでなのよ。

侍従 :と、まぁ、斯様な次第にございます、陛下。
ニコ :おのれぇ、あの平民め!
シャイロックの様な事をぬかしおって。

ジョゼ:彼の人(ニャン)はこれからダイエットで大変なのよ。
こんな時に頼める訳ないなのよ!!

口では何のと言っても慕ってくる者には親切なジョゼフィンなのであった。
ポチっとされたし
