ジョゼフィン 既得権に危機感を覚える
だが、急進的に台頭してきた新興勢力が一度確立された既得権を侵害してくると規模の大小に関わらず紛争となるのはこの世の習わしである。
そんな近頃、フレイヤグッズの既得権をめぐり、競争相手の動向が気になって仕方がないジョゼフィン姐さんであるが....。
ジョゼ:ちょっと、
ちょっと、
ちょっとぉ、なのよ!!

侍従 :如何なさいました?お嬢様。
ジョゼ:最近、遥か南方の異国であたしの許可なしにうちの女神様をモチーフに安価
な価格でぼろ儲けしている奴がいるなのよ。
いわゆるダンピングっていうやつなのよ。

侍従 :はて?
臣には一体お嬢様が何の事を仰っているのか伺い知れませぬが。
ジョゼ:あんですってぇ?なのよ。
ここにあぁんなものやこぉんなものが色々出回っているなのよ。

侍従 :ほう、これは中々良い出来映えにございますな。
臣も手に入れとうございますれば。
ジョゼ:感心している場合じゃないなのよ!!
何とかしてその商品の分け前をこちらにも回す段取りをつけなさいなのよ!!

侍従 :無体なことを仰いますな、お嬢様。
こればかりは治外法権。
取り締まる訳にも行きますまい。
それにこの件に関しては女神様もすでにご了承済みにございます。
フレイ:平民よ。
ここは一つ商売抜きで考えるのぢゃ。
妾はあの者に慕われて今、とても満ち足りておるでの。

ニコ :落ち着け!!平民。
そちは少し儲けに関して貪欲過ぎじゃて。
それ以上欲を張ると独占禁止法を施行するでな。

ジョゼ:.....。
(面白くない、全くもって面白くないなのよ!!)

儲けを掠め取られて収まりのつかないジョゼフィン嬢。
果たして、この件に関してジョゼフィンの陰謀が渦巻くのであろうか?
続く(訳がない^^)。
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