侍従 久方ぶりにスーツを着用する
これは、まずいということで口コミからあるお客のところへ営業に行ってきた。
流石に初めての客には平服はまずかろう。
給料取り時代は毎日のように着ていたが、今となっては約3カ月ぶりにスーツを着用である。
ニコ :お?
侍従。その姿は久方ぶりじゃのう。

侍従 :恐れ入りましてございます、陛下。
ジョゼ:これで外貨を稼いでさっさと借モフを返済するなのよ!!

侍従 :畏まりましてございます、お嬢様。
フレイ:ま、しっかりやって来るのぢゃ。

侍従 :激励感謝致します、女神様。
んな、訳で営業を行ってきた侍従である。
ま、一応種だけ蒔いて芽が出ればめっけもの。
こんな感じでいいのである。
抱えきれない仕事を取って儲けても体力的にも精神的にも疲弊するだけじゃ本末転倒である。
折角やるんだったら自分が納得する方法で仕事をするのが一番なのである。
(もちろんお客様にご満足頂くのが最終目標であることは言うまでもない)
しかし、つくづく人生を舐め切っている侍従である。
そんな侍従、スーツのことを囚人服と呼んでいるのは世間のあずかり知らぬことである。
ポチっとされたし
