侍従 若かりし頃の思い出を語る
多分に漏れずこんな侍従もに確かに若かりし頃はあったのだ。
今を遡る二十数年前、不本意ながら侍従は内地帝都へ就職した。
何を隠そう、その当時の侍従は単車に乗っていたのである。
(これ、本当)
そんな春の連休日、同期同郷の奴らと東北自動車道を使用し、春の連休に帰省をした。
もちろん単車を駆ってである。
当時の単車はKawasaki GPX250R。

免許取り立ての侍従には手ごろで扱いやすい単車である。
しかしである。
青森-函館間は必ず船。
残業後、すぐに出発してもフェリーの出発便(予め予約してないと一杯で乗れん)に間に合わせるため東京川口IC~青森ICまで7時間で行かねばならない。
当然平均巡航速度は平均130㎞/hで一昼夜敢行で行く必要がある。
残業疲れに合わせ睡眠なしである。
実は250CCで680㎞の距離を常時130㎞/h巡航は辛い。
ほかの同期の奴らは皆リッターカー。
楽チンである。
そこで、そんなんでは駄目だと思い、400CCの単車に買い変える。
それが2台目、Kawasaki GPZ400R 59馬力である。

これは楽だった。(ほんと乗りやすいの)
その年の夏休みに同じルートを通ったが前車よりも楽チンである。
侍従は、当時(今でもだけど)中型二輪しか単車の免許は持っていない。
で、これが一番乗り安かろうということで購入したのである。
当時はバブル絶頂期。
一か月分の給料からこの単車も現金即金で購入できた時代である。
(いやぁ~、夢のように楽しい時代であった^^)
当時の写真を見ると、ほほぉ、確かに若いわなぁ^^;。
いや、自分で言うのもなんだが実際女の子にはもてた。

(顔を見せられないのが残念である)
などと言ったところで今となっては昔の話である。
その当時、札幌転勤となって帰ってきた時、給仕係と結婚するなどと言うことはこの頃、夢にも思わない侍従なのであった。
ポチっとされたし
