侍従 給仕係と金沢に出発す
満を持して明日金沢観光に出発するのであるがその日は航空自衛隊千歳基地の航空祭である。
侍従的には金沢も行きたいが一日戦闘機の展示飛行を見たいのが本音ではある。
(あぁ、あの鼓膜が破れるほどのアフターバーナーの爆音。それから見ると暴走族なぞ蚊の羽音である→だから蚊は両手でパチンとするに限る。なんのこっちゃ)
侍従 :陛下。
留守の間、何卒、お嬢様と女神様をよろしくお願い致しまする。
ニコ :相わかった。
安心して羽を伸ばしてくるがよい。

侍従 :陛下の寛大なるご厚意、痛み入りまする。
して、お嬢様。
シッターさんから姿を隠すことなく、困らせませぬよう。
ジョゼ:その人、官憲じゃないわね、なのよ。

侍従 :安堵なされませ。大丈夫でございます。
逮捕されませぬゆえ、安心して食事なさってくださいまし。
(やれやれ、人見知りも困ったものだ)
フレイ:のう、侍従。
して、いつ帰ってくるのぢゃ?

侍従 :12日の昼過ぎにはニコライブルクに帰国致します。
陛下とお嬢様の言うことを良く聞いて良い子で待っていてくださいまし。
そういう訳で各位行ってきまぁす。
(一応パソコンは持って行くよぉ!!)
ポチっとされたし
