ジョゼフィン 公金横領未遂事件
そんな、どこぞの国の二の舞にならぬよう、ニコライブルクでは、皇帝ならびに臣民に老後の医療のため支給されるニコライ年金基金が存在する。
ニコ :のう侍従。
朕の帝国の年金事情はどうなっておるのか。

侍従 :ははっ!!
只今帝国厚生労働次官を呼びまする。
次官はこれへ!!
次官 :参りましてございます。
お呼びにございましょうや、皇帝陛下!!

ニコ :おぉ、次官。
年金準備高は、どうなっておるのじゃ。
報告いたせ。
ジョゼ:あたしも興味津々なのよ。

次官 :ははっ!!
現在のところここまでの備蓄量にございます。
陛下並びに臣民たちの年金支給は万全にございます。

ニコ :で?一体どのように年金基金を備蓄しておるのじゃ?

次官 :日々日常より、侍従殿と給仕係によりほれ、このように。

フレイ:勉強になるのう。

(ちゃりん)
ニコ :おぉ、そうであったか。
大儀であった。退ってよい。
ところでの、侍従。
年金基金の備蓄が満杯になった時、次の年金積立てはどうするつもりなのじゃ?

侍従 :ご安心ください。
次の備蓄に関しては帝国郵政公社が簡易保険として陛下の老後、
並びに臣民の老後の暁には満期以降、支払が保障されます。

ニコ :全く、遊ぶ金ができぬよう上手くしたものじゃ。
抜かりがないのう。

そんなこんなで、またここに官民癒着の光景が....。
ジョゼ:ねぇねぇ、次官のおじニャン。
そこからちょこっとでいいなのよ。
あたしに融資して欲しいなのよ。
次官 :こ、困ります。お嬢様。
この次官、公僕の身において陛下の基金を私物化はできませぬ。

嗚呼、またしてもジョゼフィン.....。
而してこの公務員の強い正義のモラルにより癒着のスキャンダルは回避されたのである。
ポチっとされたし

ジョゼフィン誕生日企画の応募の締め切りはいよいよ明日です。
各位奮ってご参加されますよう。