侍従 ニコライ説得を試みるも成就せず
例外に漏れずここにも一人(匹)。
侍従 :陛下ぁ。
何とかなりませぬものか。
ニコ :ならぬ!!

侍従 :まぁ、そう仰らず、市井の暮らしをご視察なさりそれから
ご決断されてもよろしいかと。
ニコ :そちがそこまで言うのであればそうするかの。

侍従 :如何にございますか?
陛下。
ニコ :ほう、これが平民の住居か。

侍従 :なかなかよろしゅうございましょう?
ニコ :そうかのう。
朕にはそうも思えぬがのう。

侍従 :そうですとも!!
これに勝る住居はありませぬ。
ニコ :これ!!
そち、何故そこまで平民のこの掘立小屋を喧伝するのじゃ?

侍従 :「ギクっ!!」 あ、いや....(汗”)
ニコ :ははぁん。
さてはそち、あの平民によもや買収されたのではあるまな!!

侍従 :あ、いやいや、滅相もございませぬ!!!
ニコ :そうか?
もしそうであれば、そち、わかっておろうな?

侍従 :シ、シベリア送りにございますか?
ニコ :わかっておればそれでよい!!
朕の平民退去に変更はあり得ぬ!!
よいな!!

侍従 :(こ、困ったなぁ)
と、言う訳で最善を尽くしましたが、真に遺憾ながら陛下の
御意は如何ともし難い状態にございます。
ジョゼ:仕方がないわねぇなのよ。

ジョゼ:こうなったら闘うしかないわねっ!!なのよ!!

侍従の根回しも功を奏することもなく、両者の対立は避けること叶わず遂にニコライブルク建国以来初の内乱が勃発するのか?
緊迫した状況のニコライブルク!!
内乱を回避する手立てはないのか!!
手に汗握るこの状況!!
次回、
「ニコライブルク 内乱勃発す!!」
に乞うご期待!!!
続く(いつまでさ?)
ポチっとされたし
