ニコライブルクの物語
ニコライ 野望成就せしも圧力に屈する
何と言っても「騙し討ち」と言う言葉もあるくらいなのだから。
そのような訳で、和平を見せかけ講和を求めようとしたニコライであったが....。
ニコ :と、見せかけておいて!!
ジョゼ:あ、卑怯者!!なのよっ!!

バコっ!!(ニコライ、起死回生の一撃!!)
ジョゼ:キュ~....。

ニコ :ふん!!せこい、ズルイ、汚い、卑怯は敗者の戯言じゃ。
と、言う訳で早速あの掘っ立小屋は撤去じゃ!!
それ、侍従。
撤去いたせ!!

侍従 :(納得いかないが)
ははっ!御意のままに。
ジョゼ:悔しいなのよ!!

ジョゼ:あたしの不動産がぁ...なのよ。

ジョゼ:はっ!!
そうだ!!まだ、あの手があった!!なのよっ!!

ニコ :フェ~フェッフェッフェッフェッフェ。
これでこの掘っ立小屋を撤去した暁には、朕の第2の謁見の間が
できるでな。

ニコ :ん?!

ニコ :うぉ!!!そそそそ、そちは!!

侍従 :あぁ、いけませぬ、陛下!!
この方には決して逆らってはなりませぬ!!
ててて、撤退にございます!!
ニコ :うぬぅ~!!

ニコ :覚えておれぇ!!

ジョゼ:ありがと、給仕係のおばニャン、なのよっ!!

給仕係のテコ入りにより更に土台までついて、リフォームされたジョゼフィンマンション。

ニコライの野望は、ニコライ宮殿の絶対権力者、給仕係の機転により儚くも潰えたのであった。
なんと言ってもこのニコライ宮殿の真の支配者は給仕係なのである。
ニコ :あ~あ、皇帝なんてやってらんのう。プンスカ!

フレイ:結局妾の出番も無かったのぢゃ。プンスカ!!

権利を勝ち取ったジョゼフィンにポチっとされたし
