ニコライ 侍従への感謝デーを催す
締めすぎると領民からの反感を募らせ、甘やかしすぎると領地からの生産性が極度に落ちる。
名君たるものそのさじ加減をうまく調整し、領民を生かさぬよう殺さぬよう統治するのが名君と誉れ高くその名を残すか暴君または愚帝と罵られるかの境目なのである。
ニコ :のう、侍従。
そちが日頃よく仕えておるに由、今日は直々に褒美を取らすでな。

侍従 :これは、陛下。
この臣、ありがたき幸せに存じまする。
して、その褒美とは?
ニコ :これじゃ。

侍従 :は?
ニコ :遠慮はいらぬ。早よう致せ!!

侍従 :何をなされと仰いますのか、陛下。
ニコ :朕が直々にニコ枕となってしんぜようと言っておるのじゃ!!

侍従 :あ!!あぁ。
では、お言葉に甘え早速失礼仕りまする。
ニコ :どうじゃ?

侍従 :大変良い案配にございます、陛下。
恐悦至極に存じます。
ニコ :(お、重いのう。)

そりゃそうですとも。
なんと言っても侍従の頭は世界征服の野望がぎっしり。
軽くはないのでございます。
侍従の頭の重さに耐え忍ぶニコライにポチっとされたし
