ニコライ 検定合格者に責任を果たすことを能はず
ニコライブルクにおいてもそれは例外ではない。
侍従 :陛下。
合格各位にこの度の合格証書発送が遅れたことを帝国を代表して
釈明とお詫びをして頂きとうございます。
ニコ :なんじゃとぉ~?

ニコ :なぁ~にゆえ、朕が詫びねばならぬ?
手続きが遅いのは平民の採点期間の遅延とそちの手続きの悪さで
あろう!!

ジョゼ:あんなのよぉ!!あたしは即座に回答採点したなのよっ!
あたしに責任は無いなのよっ!!

侍従 :お恐れながら陛下、ですからその全責任は帝国皇帝たる陛下に
帰するものにございますれば何卒平に重ねて陳情申し上げる次第
にございます。
ニコ :仕っ方が無いのう、もう!!

ニコ :ニコライである。
合格した各位、この度は合格証書の発送が遅れ、朕は真に遺憾の
意を表明するものじゃ。

侍従 :あ、いや、陛下。
「遺憾の意」
と、言う言葉は、加害した者の責任を曖昧にするだけの魔法の
言葉にございます。
決してお詫びの言葉ではございませぬ。
ニコ :ぬぅ...!!
朕は生まれながら詫びと言う物をしたことが無いのじゃ!!
できる訳が無かろう!!
そちが朕の名代として詫びを入れよ!!
よいな!!
しかと命じたぞ!!!

侍従 :嗚呼、陛下....。
(逆ギレかよ)
と、言う訳で遅れに遅れた皆様への合格証書ですが発送準備を整え明日発送致します。
合格の皆様のお手元には来週初めに届く手筈となっていますので今暫くお待ちくださいますよう。
フレイ:困ったものぢゃ。
結局、詫びも責任も誰一人とっておらぬわ。

女神様、それもどこぞの国家と一緒なのでございます。
ニコライが名君主になるためにポチっとされたし
