ニコライ 降雪行軍訓練を放棄せり
本日朝、やっと雪らしい雪がまとまって降雪したニコライブルクである。

ニコ :雪じゃのう。

侍従 :雪ですな。
あ、そうだ!!
具申致します、陛下!!
この雪降りしきる中での行軍訓練を実施したく存じます。
早速、これをお召しくださいますよう。

(六八式皇帝専用遠征防寒装具(年式番号は皇紀下2桁より制定))
ニコ :またか!!
そちはどこまで朕をいたぶれば気が済むと言うのじゃ!!

侍従 :これはしたり!!
全ては陛下御自らのためと帝国富強のためにございます。
ボケらぁっとしていますと、仮に彼の2重王国に攻め込まれた場合、
国防が成り立ちませぬ!!
ささ、お急ぎくださいますよう。
ニコ :断る!!
そちはそう言うが、あの温室育ちどもがこの寒い時期を狙って
朕の帝国にわざわざ攻め込んでくる訳が無いではないか!!

侍従 :嗚呼、陛下。その失礼な物言いだけでも相手国に宣戦を布告させる
絶好の口実を与えることになりまする。
(Tara様ごめんなさい <(__)>)
ニコ :ぬわぁにぃ~?!
そちは、朕に原因があると申すか!!

侍従 :相手はあの、百戦錬磨、知略謀略のてん女王様のことでございます。
仮に命国王が諌められても聞き届けられますまい。。
寒さ嫌いを装って我らのスキを狙ってるやもしれませぬゆえ、季節を
選ぶことなく、どんな時期にでも領土内の国境監視は欠かせませぬ!!
四の五の言わずにさっさと装着なされませ。
ニコ :えぇい、陰謀策略であれば負けず劣らず朕の帝国にもあの平民がおる
ではないか!!

ジョゼ:なんか、失礼しちゃうじゃないなのよっ!!

ニコ :それ、この隙に逃げるのじゃ!!(脱兎!)

侍従 :あ!!
陛下、陛下ぁ!!
女神様ぁ!!そこの「がしんタレ」を捕えてくださいまし!!
フレイ:何事ぢゃ?

ニコ :自称女神なぞに捕まる朕ではないわ!!
それ、スタコラサッサじゃ!

その後、ニコライ皇帝陛下の足取りは依然としてつかめず。
全く皇帝自らがこれでは、帝国の衰退は目を覆うばかりなのであった。
嗚呼。
注)因みにてん女王様は白い毛並みの美しいお猫様です。
本当は芯が強くて優しいお方なのです。
ヒヨライが強い皇帝になるためにポチっとされたし
