ニコライ 侍従の体たらくに叱咤する
と、言う訳で日がな一日、需要がありそうないくつかのお客様向け営業資料を作っていた侍従である。
(配った後は即営業で飛び回りだい!!)
でも、このご時世じゃ、大きく儲けられないな。
みんな苦しいだろうからできるだけ安価にシステムを構築して導入してやらねばと考える侍従である。
実際、こういう仕事をやっていると報酬を貰うのもさることながら
「あぁ、だいぶ楽になったよ。
このソフトウェア作ってくれて助かった」
とか、
「これを入れてくれたお陰で業務がすごく便利になったよ。
ありがとう!」
とか言ってくれるのがまた次への活力になるし、やりがいもあるってものである。
しかし、しかしなのである。
侍従 :あ~、なんかこうドッカァンって言うほど儲からないかなぁ。
WEBサイトも立ち上げてみたけどそんなに見に来るやつもいないし。
ニコ :何を言っておるのじゃ、侍従!!

侍従 :おぉ?へ、陛下。
ニコ :開業してまだ半年も経っていぬではないか!!
これからコツコツやって行くがよいのじゃ。

侍従 :はぁ。
それはそうではございますが....。
ニコ :なんじゃ!!
腹にイチモツを貯めこんだようなことを言いおって。

侍従 :家のローン、確定拠出年金、健康保険、生命保険、電気代。
これらを払えば侍従の稼ぎはチャラにございます。
ニコ :だからなんじゃ、給仕係も働いておるじゃろ。
全く食うには困らぬではないか!!一体何が不満なのじゃ!!

侍従 :だからぁ!!
遊ぶ金が欲しいのでございます!!
ニコ :.....。
(ちっ、単なる贅沢ではないか)
行ってくるがよいわ!!年末の郵便局に。

さぁて、赤カブで雪道を爆走しながら郵便配ってくっかな。
(でも、こういう時に限って仕事の依頼が集中してくるんだよなぁ)
商売っ気が乏しい侍従にポチっとされたし
