ニコライ 大学創設に向け志高く
教育なくして臣民の豊かな生活の保障は無く、国家繁栄の未来は無いのである。
ニコ :そこでじゃ、侍従。
朕が統べるニコライブルク以外にも他国のねこ達に学問を志せるよう
大学を開校しようと思うのじゃ。

侍従 :(なにぃ!?だ、大学だあぁ?)
こ、これはまた大きく出ましたなぁ。
して、その大学名は如何なさいますのか。
ニコ :うむ、ニコライブルク帝国大学、略して帝大って言うのはどうか。

侍従 :御意。
して、学生募集は如何なさいますのか?
そもそも、学ニャンのほとんどは海の向こうでございまする。
如何なさるおつもりですか。
ニコ :ネットが普及しておるでな。
通信教育じゃ!

侍従 :お恐れながら陛下。
大学の経営、並びに入試実施等は如何されますか。
並大抵のことでは務まりませぬぞ。
ニコ :そういう面倒な全てのことはあの平民に任せておけばよい。
その事務能力は秀でておるでな。

ジョゼ:裏口入学の手続きだったら仕切らせてもらいますなのよっ!!

フレイ:のう、ぢぢゅう。
妾は神学部を創設してもらいたいのぢゃ。

侍従 :嗚呼、みな勝手なことを。
ニコ :と、言う訳じゃ。
学部創設の決定と入試要項はそちに任せるでな。
よいな。

侍従 :....。
なんて言っちゃったけど、入学志望のにゃん様達がいる訳もなく。
この企画、前途多難である。
ポチっとされたし
