ニコライ 大誤算で墓穴を掘る
全てが思い通りになるのは自分の能力の賜物と勘違いをすると大変痛いしっぺ返しが来るものである。
侍従 :陛下。
折り入ってお話しがございます。
ニコ :何じゃ!!
大学設立準備はどうなっておるか。

侍従 :それでございますが、ニコライブルクの国力では運用が難しいという結果と
なりましてございます。
ニコ :なぬ!!
朕の気高い志を無にするというか!!

侍従 :あ、いや、話は最後までお聞きくださいまし。
ニコ :何じゃ!!

侍従 :大学に入学されるニャン達は、高い学費を払ねばなりませぬ。
ニコ :当たり前ではないか!!

侍従 :このデフレ、円高不況、ヒヨヒヨの内閣のご時世に、実は入学した学生達の
学費を全て帝国が賄う大変ありがたい学校運営を思いつきましたゆえ。
陛下も存分に学業に就かれますよ。
この学校を卒業した暁には陛下におかれましては何人たりともヒヨヒヨとは
言わせませぬ!!
ニコ :何?朕もとな?

侍従 :しかも、この学校を出れば大学卒業と同じ資格を取れますぞ。
ニコ :ほう、そのような学校運営があったか。
で、その学校とは一体何なのじゃ?

侍従 :それは....。
ポチっとされたし
