侍従 焦るもジョゼフィン意に介することなく
今にして思えば昨年は、忙しかった。
まだ給料取りだった。
就職してからこの方、毎年ずぅっと年末年始は火を吹いていた。
だぁが!!
今年はのんびりしたものである。
師走に入ってもこぉんなにのんびり君なのはここ20数年なかったなぁ。
なとと、言っている場合ではない。
侍従 :女神様、女神様ぁ!!
フレイ:どうしたのぢゃ、ぢぢゅう?

侍従 :今日から師走と言うのに全く雪が積もりませぬ。
女神様のお力で何とかしてくださいまし。
フレイ:それは無理ぢゃ。
妾は豊穣の神ぢゃ。天候までは司れぬ。

侍従 :いや、困りましたなジョゼフィン教官。
これでは皇帝陛下の実地訓練に支障がでますな。
ジョゼ:まぁ、そう焦ることはないなのよっ!!侍従助教。

侍従 :これではまた、陛下の前回行軍訓練の緊張感が緩んでしまいます。
士官候補生たるもの規律が保てませぬ、ジョゼフィン教官。
ジョゼ:そのうち嫌でもシベリアから暴風雪がくるなのよ。
その時がここ一発の勝負なのよっ!!侍従助教。

侍従 :はぁ....。(何の勝負さ....)
そのとき、ニコライは.....。
ニコ :ZZZZ.....。

全く喉元過ぎればなんとやらである。
ポチっとされたし
