ジョゼフィン 決して火の粉を被ることなく
各位にも職場、学校等でそのような輩の顔がすぐ思い浮かぶことがあるのではなかろうか。
ニコ :侍従!!
何故(なにゆえ)朕ばかりが斯様な過酷な訓練を受けねばならぬのじゃ!!
(プンスカ!!)

侍従 :陛下は有事の際、前線にお立ちになり兵どもを指揮せねばなりませぬ。
それが将校士官たる務めにございますれば日々、厳しい訓練を士官学校の
授業にて予め習得する必要があるのでございます!!
でなければ、下士官、兵はついてきませぬ。
ニコ :有事の際とあらば、あの平民にも同様に訓練させるのじゃろうな!!

侍従 :あ、いや、お嬢様は....。
ジョゼ:あたし?
あたしはしませんなのよ。

ニコ :ぬわにぃ~?!
古(いにしえ)より平民は兵と決まっておろう!!

侍従 :いえ、ですからお嬢様は.....。
ジョゼ:あたしは下士官で兵站補給部隊配属なのよっ。
前線には立たないからそんな訓練は受けなくていいなのよっ。
しかも昔から士官学校の教官は下士官って相場がきまってるなのよ!!

侍従 :ささ、ニコライ皇帝陛下生徒殿。
授業再開にございます。
参りませ。
ニコ :や、やはりやるのか.....。

フレイ:皇帝などと名乗らなければ無用な苦労はしまいにのう。

まだまだ、士官たる自覚が無いニコライのなのであった。
ポチっとされたし
