ニコライブルク 一部施設を公開す
だが、その鉄のカーテンも一人の男によって開かれ、朝日が注ぐことになる。
ソ連共産党書記長ミハエル・ゴルバチョフの登場である。
この男の出現により人類の歴史がまた加速度的に進んだと言っても過言ではなかろう。
歴史の流れは必然的に留まることを知らず現在は各位ご存じの通りの世界情勢である。
そんな中、ニコライブルクにも限定的に情報公開(グラスノスチ)が行使されることになった。
今回はその極一部を改めてご紹介する。
1.食品自給施設
宮廷内の庭園および外貨獲得のための一大農業生産施設である。

2.賓客に対する皇帝謁見施設
ニコライ皇帝陛下が国賓として招かれた首脳に対し、謁見する間である。

3.政治犯収容施設
ニコライ宮廷では身分の上下に関わらず投獄される監獄である。
通称、ラーゲリー、もしくはロンドン塔と呼ばれる。

4.保養、リラクゼーション施設
ニコライブルクの夏は短い。
その短い夏の間、夜に涼みながら一杯やる臣民憩いの場所である。

5.IT開発施設
侍従がちまちまここで仕事をし、これまたチマチマ稼ぐ部署である。

6.高速交通網
通称ニコライハイウェー
地上にある障害物を避けることなく一気に移動するためのネコさん専用
道路である。

7.音楽施設
戦争前に作られたピアノである。
たまぁ~に給仕係が奏でる。

8.臣民居住施設
通称ジョゼフィンマンション。略してジョゼマン。
ジョゼフィン悪徳不動産の所有である。
住ニャンにはフレイヤ女神が住居している。

9.スパ施設
給仕係と侍従がアロマを使用しゆっくりと入浴を満喫できる至福の浴場である。
(給仕係検閲のため未公開)
因みにネコさん専用および侍従農作業用に使用する浴室はこちらである。

この他にも未公開の施設があるがまたそのうち公開予定である。
(って言うか、今まで出てきたものばかりじゃん^^)
ニコ :これ侍従!!

侍従 :なんでございましょうや、陛下。
ニコ :そち、アイゼンハワーに対抗しているフルシチョフの気分であろう。

侍従 :仰せの通りにございます。
掘立小屋でも言い方次第で豪華になるもなのだ(笑)。
ポチっとされたし
