ニコライ宮廷 朝の風景
あ~あ、また寝ることを忘れちまって夜が明けちまったよ。
ニコ :何じゃ、侍従!
また寝ておらんのか?

侍従 :ははっ。
今日の午後、納品なので請求書とか仕様書の取りまとめとか、検収確認書とか
操作説明書とか作業完了報告書とかの最終準備をしておりましたゆえ。
ニコ :全く、大儀なものじゃ。

ジョゼ:そうは言うけど皇帝のおにいニャン。
物を作ってお金を貰うためには必要なことなのよ!!

フレイ:そうぢゃ。
そこでお金を貰えるから妾らのメシ代も保障されるのぢゃ!!

侍従 :おぉ!!
女神様。ご成長なされましたなぁ。
ジョゼ:して?
モフモフに換算していくらになるなのよ!!

侍従 :◎▼※モフモフでございます。
ジョゼ:あんなのよ、それ!!
ほとんど儲けが無いじゃないのなのよっ!!

侍従 :いやいや、この程度のレベルの仕事、この侍従の経営矜持ではこれ以上はもら
えませぬなぁ。
(客の知識の不足をいいことにぼったくれないんだよなぁ性格的に^^)
フレイ:ぢぢゅう!!

侍従 :は?
フレイ:飯じゃ!!

侍従 :ははっ!!
今日もこれから一日が始まる。
さぁ、昼から客先に行かねば。
おぉっとぉ!!
その前に給仕係の弁当を作らねば!!
あぁ、ゴミ出しもせねば。
人の朝食も作れねば!!
まぁ、宮廷内の清掃は昨日したからいいかぁ。
あ、ねこトイレも奇麗にしなければ。
またひとつ客からの仕事が片付き、明日から再度営業を始める侍従なのである。
それにしても未だ収入の大部分は給仕係に負うところが大きいのも動かし難い事実でもある^^;。
その頃アレクセイ皇太子は。

未だにご寝所にてお休み中である。
ポチっとされたし
