侍従 この一年を振り返る
先日も書いたのだが、勤めていた会社を辞めて早丸1年。
あっという間である。
まぁ、やめた理由はいろいろあるのだが、まずは親の介護に手がかかってきたこと。
(そんなに出張いけねぇよ)
介護休暇制度があるにも関わらず勤務地移動を当てつけられたこと。
(なんだよ、出張拒んだ嫌がらせか?)
会社の仕事の仕方の方針にあまり熱意を持ってやる気が無くなり客にも迷惑をかけつつありそうだったこと。
等々があげられる。
まぁ、一応会社には自己都合退社とし、21年務めた会社を後にした。
一応未練は全くない。
と、言うより気分は爽快である。
当然のことながらハローワークに行く。
そこでは自己都合であれば雇用保険の給付金を貰うまで3カ月の待機期間がある。
ハローワークとの担当者と話すうちに自己都合で会社を辞めた理由を聞かれる。
その時に親の介護で会社の勤務体系じゃ仕事ができんと行ったら、親が行っているデイサービスの計画表等を持って来いと言う。
後日それを持っていくと審査にかけられ、かくして自己都合退社と言うよりも介護による退社と言う理由とされた。
そうなると雇用保険金が降りるまでの待機期間と言うものはない。
翌月から6ヶ月間(自己都合は3ヶ月間)給付金が支給されるのだ。
まぁ、月に一度仕事を探すためにハローワークに行って探してはみた。
おぉ?
この会社行ってみようかな?
面接手続き等をしてもらう。
でもあってみるとどうも自分で思っている職種と違うのだ。
嗚呼、この侍従も他の失業者と同じで仕事を選び仕事が無い無いと騒いでるやつらと同じなのかと言う自己嫌悪にも陥る。
が、給付金がそろそろ期限となる時ふと思い付く。
「なぁんだ。入ろうとしている会社がやりたいことさせてくれないんだったら自分でやりゃあいいんじゃん。」
かくして「ソフトウェア工房 ニコライ屋」の誕生である。
早速、税務署に行き事業届を出す。
で、現在に至っているが、親の介護をして給仕係に昼食の弁当を作り、猫の世話をし、家の家事も賄い、3食食事も連日欠かすことなく作り続け、雪の降る冬は除雪作業を行い、日々続けるのは最初は辛かったが今や慣れてしまえば楽なものである。
仕事の依頼は常時頻繁にはこないけどお陰さまで引き受けた仕事はお客さんにはとても喜んでもらえる。
お金も貰うことも大事だが人と繋がっていけること、いろんな人々のつてで知り合いになって仕事を依頼されること、何よりも自分が作ったものをお客さんに使ってもらって喜んでもらえるのが今の侍従にはとても幸せなことなのだ。
でも侍従がこんなに自由にさせてもらうことが出来るのも給仕係の理解と忍耐によるところ大である。
そう言った意味では侍従は給仕係に日々感謝せねばなるまい。
(これまた感謝の気持ちを素直に本人に言えないんだよなぁ。照れくさくて^^;)
なので職場で疲労して帰宅する給仕係には家の家事は極力させたくないのである。
侍従 :陛下。
臣は本当に良くできた人間でございましょ?
ニコ :自分の価値は他人によって評価されるものじゃ!!
所詮、そちが自分で自慢したところでそちの価値など上がるものか!!
このたくらんけ!!

自分には甘く人には厳しいニコライ皇帝陛下なのであった。
ポチっとされたし

金銀白銀、ニコライブルク共同企画開催中でございます。
ここかここからお申し込みくださいませ。