ニコライ あまりのショックに自失呆然す
と、古代ローマの独裁官カエサルが当時のラテン語でそう言ったそうである。
聞きたくもない事実、または予期以上の事実を告げられた時、人は衝撃を受け多少なりとも自失呆然とするものらしい。
侍従 :陛下。
残念なお知らせがございます。
ニコ :何じゃ、侍従。
唐突に。

侍従 :実は陛下。
大変言いにくいことなのですが...。
ニコ :だからなんじゃ!!

侍従 :.....にございます。
ニコ :何じゃ!!よう聞こえぬ!!

侍従 :....第にございます。
ニコ :えぇい!!
はっきり申せ!!

侍従 :陸軍士官学校留年落第にございます!!
ニコ :.....!!。

侍従 :陛下?陛下!!
ニコ :....。

あまりのショックに自我を喪失したニコライなのであったが真の衝撃はこの後、訪れるのであった。。
ポチっとされたし
