ニコライ 春の行軍訓練を開始す
お約束事で早速モエレ沼公園に行ってアレクセイに差をつけるべく行軍訓練に向かったニコライであるが...。
ニコ :早速行軍開始じゃ。

侍従 :ささ、参りますよニコライ皇帝陛下生徒殿。
ニコ :気が遠くなるほどの広さじゃのう、侍従助教!

侍従 :これに挫けては彼の国から介入要請がきましても対応できませぬ。
ささ、行軍の訓練を続行なされませニコライ皇帝陛下生徒殿。
ニコ :「ニコライ、ニコライ、ニコライや。ニコライ、ニコライ、ニコライや」
(掛け声)

ニコ :だぁ~!!
もう駄目じゃ!!
担げ、給仕係!!

侍従 :やれやれ。
ニコ :しかし、侍従助教。
そち、ここをよく歩いて一周30分で歩ききれるものじゃのう。

侍従 :まぁ、ここが公園になる前、いや、知り合いの私有地だったころからこの
場所で遊んでおりましたゆえ。
ニコ :気が遠くなるほどの昔じゃのう。

ここを訪れる市民が、この公園になる前、いや、ゴミ埋め立て地の前、いやいやまだ自然が一杯残っていたこの地を知る者はほとんどおるまい。
知っているだけにこの公園がどうしてもわざとらしく見えるのは侍従がひねくれ者だからであるのは言うまでもない。
ポチっとされたし
