ニコライ 失踪す
(28℃だってさ。どうりで脳がちょっと溶けた訳だ)
内地の各位から言わせるとヒヨヒヨであるがとにかく今日は暑かった。
そんな中、侍従が野暮用からニコライ宮殿に戻ってくると...。
侍従 :皇太子殿下。
だらけてますな。
アレク:わしには、生まれて初めての暑しゃさじゃ。
口をきくのも億劫にゃにょじゃ。

侍従 :やれやれ。
おや?
女神様、今日はパッカァーンではありませぬのか?
フレイ:ちょっと気張りすぎて気温を上げ過ぎたのぢゃ。
ぢぢゅう、明日庭園の作物に水を与えておくのぢゃ!!

侍従 :ははっ!!
しかと。
あれ?お嬢様。
そこはニコライ皇帝陛下のご安息所ではございませぬか?
ジョゼ:暑いなのよ!!
この物件もジョゼフィン不動産のものだからあたしが休んでもいいなのよ!!

侍従 :それはそうと、陛下は何処におわしますのか?
ジョゼ:さぁてねぇ、あたしが最後に見たのは1時間ほど前だったかしらねなのよっ。

呼べど探せど、宮殿内にニコライの姿も無く。
お返事も全く聞くことも無く。
どこに行ってしまったんだろうと思いきや、ヒョッコリである。

侍従 :陛下!!
お探ししましたぞ!!
その御玉体にて一体どこをほっつき歩いておったのです!!
ニコ :いや、なにの。
あまりに暑いのでニコライトンネルを通って東の帝国に避暑に行っておったでな。

侍従 :陛下。
いい加減そのニコライトンネルとはこの宮殿のどこにありますのか、お教え
願いませぬか。
ニコ :ならぬ!!
これは朕とヴァルハラにおわす東の帝国のニコライ皇帝陛下との約束で誰にも
教えぬことになっておるのじゃ!!
そちも例外ではないでな。
許せ。

本当に、たまぁに宮殿内で姿を隠すニコライ。
一体どこに行っているのであろう。
実のところ、すっげぇ涼しい場所がこの宮殿内のどこかにあるのだろうか。
それはニコライのみぞ知る事実なのである。
ポチっとされたし
