ニコライブルク 本日も晴天なり
外では心地よい風が吹き、カラっと晴れた1年間の中で1番快適と言われている季節である。(因みに侍従は凍てつき猛吹雪がある冬が一番好きである)

(お日様ピーカン)

(金鎖の黄色も鮮やかぁ)
内地の各位は羨むような気候ではあるがこの気候を満喫することのできる者は連日氷点下の凍てつく猛吹雪の中を決して臆することなく立ち向かい、冬の生活を乗り越えてきた者だけに与えられる特権なのだ。
ニコ :侍従!!
先週自称女神にツッこまれていた朕の庭園の手入れはどうなっておるか!!

侍従 :はは。
恙無く除草も行いまして手入れは生き届きましてございます。

侍従 :作物も順調に生育しておりまする。

ニコ :うむ、祝着である。

侍従 :ただぁ...。
ニコ :「ただぁ」なぁ~んじゃ!!
苦しゅうない、申してみよ。

侍従 :従兄弟の(兄弟揃って玉ねぎ百姓)農務尚書と農務次官はここらで一発雨が
欲しいと申しておりまして。
ニコ :そのような面倒くさいことはあの自称女神に任せておるでな。
良きに計らえ。

侍従 :御意。
と、言う訳にございます、女神様。
明日あたりからなんとか1日2日ほど雨にしてはもらえませぬか。
フレイ:あの傀儡皇帝の言いそうなことぢゃ。

フレイ:まぁよい、あいわかった!!
妾に任せておくのぢゃ。
「豊穣の女神」の名にふさわしく明日あたりから雨を降らせてやるのぢゃ。

侍従 :おぉ!!
流石は女神様、何と心強い。
フレイ:どれ、早速準備ぢゃ!!

準備と言っても何のことは無い。
メシを食ったあと、へそ天になって天の神々と交渉するだけである。

そこそこ豊作のためにポチっと雨乞いされたし
