フレイヤ 豊穣の神の名に恥じることなく
そんな訳で見事に今日は雨のニコライブルクであった。

侍従 :いや、流石は女神様。
本当によくぞ雨をもたらしてくれました。
まさに恵みの雨にございます。
フレイ:なぁに、軽いもんぢゃ。

(全く、ふてぶてしいツラである)
侍従 :これで明日一杯雨を降らせて頂き、そこからまた晴天が続くよう何卒お願い
したく。
どうか、良しなにお願い致します。
フレイ:猫(ひと)使いが荒いのう。

侍従 :は?何か申されましたか、女神様?
フレイ:まぁ、よいわ、妾に任せておけ。
悪いようにはせぬ。

侍従 :ははぁ。
(と、ひれ伏してみる)
今のこのご時世、週間天気予報っていうやつは本当に便利なしろものである。
恵みの雨にポチっとされたし
